研究会の目的と概略

会の目的

本研究会は、道路などの直線的構造物で分断された森林に棲息する樹上性小動物のための廉価な「アニマルパスウェイ」を開発し、森林生態系を保全するための実践的研究と国内・世界への普及を図ることを目的とした任意研究会です。

概略

財団法人キープ協会やまねミュージアム、ニホンヤマネ保護研究グループとゼネコン2社により「アニマルパスウェイ研究会」を結成しました。

道路等による森林の分断により、天然記念物でレッドデータブックの準絶滅危惧種であるヤマネをはじめとする樹上性動物の採餌・繁殖活動等が妨げられ、減少・絶滅の危機を迎えています。

県の有料道路に架けられた「ヤマネ・ブリッジ」は道路上の掲示板等の設置用と兼用され、市町村などの道路上等に架設するには高額(約2000万円)なため、廉価なブリッジの実践的研究をKNCF(日本経団連自然保護基金)や日本建設業団体連合会の支援を受け行ってきました。

約3年の実証実験の結果を反映して2007年7月に北杜市市道上にアニマルパスウェイが設置され、24時間のモニタリングの結果、ヤマネやヒメネズミ、ニホンリスなどの頻繁な利用が確認されました。

本パスウェイは従来のタヌキ等のための道路下の獣道を補完するものであり、樹上性動物のロードキルを防ぎその樹上性動物の繁殖を促し、森林における生物多様性を維持するための仕組みとして、世界に発信しつつあります。

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